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ブルースカイ

第14章 明美

フミ、明美を巻いて、麻理との待ち合わせ場所のいつもの公園に向かうと、麻理はすでに来ていた。



「遅なってごめん」



「来てくれただけでも嬉しいねん」



「フミ達あいつら巻くん、意外と手間取ったん」



「文也さん達なら、さっき来たで今、コンビニ行ってる」



しまった尾行はフェイクかこんなことにムダな労力使いなや



「フミ来る前に行こうで」



「放置ひどいやろ」



フミの声もう戻ってきたんか後ろを振り向くとフミと明美がいた。



「来な言うたやろ」



「それはできない相談やわ」



「あんな、コウの不機嫌そうな顔みたやろ、尻拭い、全部俺に来んねんぞ」



「大丈夫、車で送ってくれたん浩平やねんもん尾行は昌博」



いつの間に浩平まで手なずけたん浩平とマサへの根回しまで必要やったんかてか、プライベートまで根回しいるて、どんな人間関係やねん

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