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ブルースカイ

第5章 美香

「えっ、なんでそれを早く言わんの!」





今まで一度も大声を出した事がない美香から怒られた事も、そんなに心配なんやと、単細胞のように喜んでいた。





「ごめんな、朝から病院行ってて、さっき帰ってきたばっかやねん。」





「詳しい話は後で聞くから、とりあえず今から行くね。」





「ありがとう、待ってるわ。」





それからすぐに美香がきた。美香には合鍵を渡していたので、そのまま入ってきた。





「聡、大丈夫?」





「なんとか大丈夫やで。ごめんな、心配かけたな。」





「それよりすごい汗かいてる。すぐに体拭いて着替えさせるから待っといてな。」

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