
ブルースカイ
第5章 美香
あれから美香とは普段通りに過ごしていた。
5月13日、俺は誕生日を迎え、昼間はフミ達と一緒に、夜は美香と一緒に過ごしていた。
美香がくれた誕生日プレゼント。お揃いの黒いリストバンド。
俺は美香が右手につけているのを見て、左手につけた。
「なんで左につけるん?」
「手とかつないだ時に、リストバンド同士がくっついて通じ合える気がするから、一緒におらん時も通じてる気がすんねん。それが俺らの絆っぽいやろ?そういう理由。」
美香は俺と手をつないで、ニヤニヤしていた。その後、その日は上機嫌だった。
5月13日、俺は誕生日を迎え、昼間はフミ達と一緒に、夜は美香と一緒に過ごしていた。
美香がくれた誕生日プレゼント。お揃いの黒いリストバンド。
俺は美香が右手につけているのを見て、左手につけた。
「なんで左につけるん?」
「手とかつないだ時に、リストバンド同士がくっついて通じ合える気がするから、一緒におらん時も通じてる気がすんねん。それが俺らの絆っぽいやろ?そういう理由。」
美香は俺と手をつないで、ニヤニヤしていた。その後、その日は上機嫌だった。
