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狼飼ってます!

第2章 狼人間

「ぎゃああぁぁ!!!」

私の叫び声を聞いたのか、すぐに駆け付けてきた両親。

見つかったら、何かヤバそうなんで、その人を庇うようにして隠した。

「どうしたの?!」

「噛まれたのか?!」

心配してくれる両親には悪いけど、これは言えない。

「何でもない!いきなりゴキブリが出てきてお湯被っちゃって!!」

お湯を被ったのは本当だ。
出しっぱなしにしていたからね。

「そう?…なら良かった。」

「何かあったら呼ぶんだぞ。」

「はーい!」

丁度ドアが閉まってたから見られずにすんだ。

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