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天才剣士は一くんに夢中

第7章 羞恥と乱交

★★★★★★★★★★★



こんな日が続いてからもうどれだけの月日が経っただろうか。





僕はまだまだ戦える。


この想いを胸に誓ったというものの



結局は戦場に立つことさえできていない。





これって生きてる意味あるのかな?





そんな時

僕の前に表れたのは南雲薫という女の子‥いや、男だった。



この子は前に僕が千鶴ちゃんを引き連れて巡査に行った時、不定浪士に絡まれていた子でもあり‥


千鶴ちゃんの兄でもあった。





そんな子がなぜ僕にこんなものを‥?





差し出されたのは小さな小瓶に入れられた赤く染まった液体だった。





『変若水』-おちみず-



この頃の僕には到底こんなもの程遠い存在だと思ってた。





でもこれを見た時僕の中で何かが変わった。



胸がざわざわする。


南雲は少し話をし、それだけを残して静かに去っていった。


★★★★★★★★★★★

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