
異種間恋愛
第4章 獅子の秘密
私はレオのまるでおじさんのような言葉に吹き出すとのそのそと昨日レオが作ってくれたベッドに向かった。
レオは私が笑ったことに対して嫌悪感を剥き出しの表情をしながら後ろをついてくる。
「なにが可笑しい。俺はお前がやる気のない返事をしたから……」
「レオって、おじさんみたい」
ベッドに飛び込みながらレオに言うとますます険しい顔になった。
「お、おじっ……!?」
おじさんと言われるのは気に食わないのか……そういえばレオは一体何年くらい生きているのだろうか。
「レオは何歳なの?」
「お前な……。俺はおそらく100年以上生きているな」
「ひゃっ、ひゃっくねん?」
今度はレオが吹き出した。
レオが吹き出すと私とは比べ物にならないほど空気が揺れる。
「本当に100年も?」
最初レオに会ったときに確か100年生きているらしいことは言っていたが冗談か多く見積もったくらいに思っていた。
「ああ、ちゃんと数えたことはないから確定はできないがな。お前は?」
もっと聞きたいことはあったけれどレオがこれ以上話したくないという雰囲気が分かるようになってきた私は深く聞くことをやめた。
「私は18歳よ」
「ふうん」
レオは私の傍に寝そべると興味がないことを隠そうともせず鼻で返事をした。
「もお、聞いておいてなによ」
レオは黙ったまま私の顔をじっと見つめた。
「……」
人にまじまじと見られることは割とあるが、こんなに心臓が煩く鳴ることはなかった。
私は自分の身体を抱くように胸を押さえてレオの視線から逃れようとした。
だいたい急に見つめるなんて何考えてんのよ……恥ずかしいじゃない。
レオは私が笑ったことに対して嫌悪感を剥き出しの表情をしながら後ろをついてくる。
「なにが可笑しい。俺はお前がやる気のない返事をしたから……」
「レオって、おじさんみたい」
ベッドに飛び込みながらレオに言うとますます険しい顔になった。
「お、おじっ……!?」
おじさんと言われるのは気に食わないのか……そういえばレオは一体何年くらい生きているのだろうか。
「レオは何歳なの?」
「お前な……。俺はおそらく100年以上生きているな」
「ひゃっ、ひゃっくねん?」
今度はレオが吹き出した。
レオが吹き出すと私とは比べ物にならないほど空気が揺れる。
「本当に100年も?」
最初レオに会ったときに確か100年生きているらしいことは言っていたが冗談か多く見積もったくらいに思っていた。
「ああ、ちゃんと数えたことはないから確定はできないがな。お前は?」
もっと聞きたいことはあったけれどレオがこれ以上話したくないという雰囲気が分かるようになってきた私は深く聞くことをやめた。
「私は18歳よ」
「ふうん」
レオは私の傍に寝そべると興味がないことを隠そうともせず鼻で返事をした。
「もお、聞いておいてなによ」
レオは黙ったまま私の顔をじっと見つめた。
「……」
人にまじまじと見られることは割とあるが、こんなに心臓が煩く鳴ることはなかった。
私は自分の身体を抱くように胸を押さえてレオの視線から逃れようとした。
だいたい急に見つめるなんて何考えてんのよ……恥ずかしいじゃない。
