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先生達の大人な悪戯

第1章 日常茶飯事だから



その言葉はきっと、 昨日の事を指差してる。



昨日の放課後、 あたしが体育倉庫で片付けをしているとある女の子が尋ねてきた。


――――――

―――




『 あー、 昨日やり過ぎたか 』

昨日の放課後、大人な遊びをした三年生のルミちゃんとの後がやばい事になっていた。


ここんとこ毎日、 だからね。
片付けるのがめんどくさいや。



乱れたマット、 その上にころがるまだ新品の玩具。


『 はぁ―――っ 片付けるか 』


そう呟き、 しゃがんだ時だった。


ガチャン―――ッ



体育倉庫に扉が開く無機質な音が響き渡った。


『 ―――ッ! 』

やばッ、 鍵閉め忘れてたんだ。


あまりの汚さにそこまで警戒するのを忘れていた。




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