
合縁奇縁〜ついてまわる運命〜
第2章 居場所
里中慎は確かに私のお兄ちゃんだ。学年でいうと1学年上になる。けど、マコ兄は去年、地元の公立の学校に入学したのだ。もちろん一年間そこに通っていたから、そのまま今年も同じだと思っていた。なのに、どうしてこの学校にいるのか。
「おい、君。早く教室に入りなさい。授業を始める。」
無愛想な言葉で私を教室に連れ戻す先生。1限目は日本史。でも、席についた瞬間から、私の頭は色々なことでいっぱいだった。6限目が終わって、放課後。寮の部屋に戻ると、私の部屋でみんなは待っていた。
「遥、うちら女子サッカー部に入ろうと思ってるんだけど、一緒に部活紹介来る?なんか、着替えてグラウンドに集合だって。」
少し迷ったが、少し頭を冷やす為に着替えて4人でグラウンドに行くとそこには10程人が輪になっていた。待っていたかの様に4人を出迎え、輪の中に入るよう促す。
「おい、君。早く教室に入りなさい。授業を始める。」
無愛想な言葉で私を教室に連れ戻す先生。1限目は日本史。でも、席についた瞬間から、私の頭は色々なことでいっぱいだった。6限目が終わって、放課後。寮の部屋に戻ると、私の部屋でみんなは待っていた。
「遥、うちら女子サッカー部に入ろうと思ってるんだけど、一緒に部活紹介来る?なんか、着替えてグラウンドに集合だって。」
少し迷ったが、少し頭を冷やす為に着替えて4人でグラウンドに行くとそこには10程人が輪になっていた。待っていたかの様に4人を出迎え、輪の中に入るよう促す。
