
合縁奇縁〜ついてまわる運命〜
第2章 居場所
「遥ちゃんには才能があるよ。多分この中の誰にもない。桃はそれが嬉しかったんだろうね。自分と釣り合う人がいてきっとわくわくしてたまんないんだと思う。まだまだ荒削りだけど、頑張ってね。」
「はい!頑張ります!お疲れさまでした!」
去っていく神田先輩の背中は大きく見えた。先輩の声は優しかった。まるで私のすべてを受け入れてくれるかのような安らぎがそこにはあった。こんな風に信じてもらえたことはない。いつだって私は自分の安らげる居場所を探していた。でも、見つかったのかもしれない。ここなのかもしれない・・・。
「はい!頑張ります!お疲れさまでした!」
去っていく神田先輩の背中は大きく見えた。先輩の声は優しかった。まるで私のすべてを受け入れてくれるかのような安らぎがそこにはあった。こんな風に信じてもらえたことはない。いつだって私は自分の安らげる居場所を探していた。でも、見つかったのかもしれない。ここなのかもしれない・・・。
