えっちな妄想は生きる糧。
第1章 妹×兄@お家で
ユイの後ろから抱きつき、髪から肌を伝って流れ落ちる雫を舌先ですくう。
ただの水滴であるはずなのになぜだろう、甘く感じる。
「ユイの味…?」
そう悪戯に小さく笑いながら聞いてみる。
ヤバイ…段々とテンションが上がってくる。
「やぁ……なん…でっ…そんな恥ずかし…から…あっ……くすぐったいよぉ……やめて…どうして…っ…?」
動かす舌先ひとつにちゃんと小さく反応するユイ。
それにあわせて自分のモノも固くなっていくのがわかる。
可愛すぎるだろ…。
「イヤなの?こんなに可愛い声で反応してくれてるのに?逃げないクセに?…ホントは嬉しいクセに?」
小さな背中しか見えないが、更に緊張して固くなり、照れて熱くなっていくのが伝わってくる。
…違うか。
怖がらせているんだよな、都合の良い解釈であることくらいはわかる。
でも、もう後戻りなんてできない。
「お兄ちゃん…っ」