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あなたの隣で恋をする

第1章 隣の山梨くん

「ふぅー、なかなかうまかったな」


『お粗末様です

あとは薬飲んで寝ててくだ……あぁっ!!』



「んだよ、おどかすなよ」


『私、引っ越しの業者さんと
いろいろ手続きしないと!!


ってことで、おじゃましました』


エプロンを脱ぎながらバタバタする私



「あっ、あぁ」



『あっそだ!!

お名前聞いてませんでしたね?』


「……教えねー、どーせまた会うだろうし」


なんじゃこの人

まっいっか



『じゃーこれ、碧さんに渡しといてくれますか?

ちょとしたものなんですけど…』



「わかった、じゃあな」

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