テキストサイズ

私には夢があるの。

第7章 繦くんと雫


公演はきちんとでき、将生とも何事もなく過ごせた。

…雫ちゃん、結局来なかった。
本当にどうしたんだろう。

顧「みんな、聞いてくれ」

舞台裏で顧問の声がかかる。

将「集合!」

全「はい!」

顧「みんなに言わなくちゃいけないことがある。

みんなも気になっていたと思うが、野神(雫)の件だ。」

雫ちゃん…!

顧「野神は、今月いっぱいで転校することになってな。

部活も辞めることになった。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ