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私には夢があるの。

第15章 繦くん…?


春「キレイだね、空。」


繦「うん。澄んでる。」


繦くんと2人で来た屋上。


風は心地よいくらいに
私たちを揺らし、


空は私の心と裏腹に
白く青く、広く澄んでいた。


春「はぁ…」


繦「こうしていると
病気なんか、してないみたいだね


前まで、2人で

公園で見てた夜空を
見てる気分」


空を見上げながら言う繦くん。


繦「んらっ」


春「え?」


繦「う、ううん。
なんでもないよ。」



…私…

告白しようかな。

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