私には夢があるの。
第15章 繦くん…?
まだ告白、
一回もしてないし…
好きな人に思いを伝えて
から死にたいし。
春「繦くん?」
繦「んっ…ん?」
苦しそうに喉をおさえる
繦くん。
春「大丈夫⁉」
繦「大丈夫。
さっき食った蒟蒻ゼリーが
喉に詰まっただけだから笑」
春「なにそれぇ~」
…よし
春「繦くん、
私ね、繦くんのこと、
ずっと好きだった。」
目を見開いてこっちを
見つめる繦くん。
繦「え…
ずっとって…いつから?」
春「初めて公園で会った日。」
繦「えっ!
じゃあ……」
春「うん。
雫ちゃんの話聞くの、
すごく辛かったよ。」
そう言うと繦くんは
言葉をつまらせ黙ってしまう。