
HELLO ENDING〜君との思い出〜
第2章 計算
私達は、基本的にデートは夜だ。
私達のデートは、普通のカップルがするような、ショッピングしたり、遊園地に行ったり、映画を見たりするデートじゃない。
ただ、行きつけのバーで2人で飲むだけ。
席は決まってる。全部で六つの椅子があるカウンターの、左から二番目が私。その右隣が霧人。
このバーを見つけたのは、成人式を終えてすぐ。
森田教授…つまり、霧人のお父さんに教えてもらった。
私は、森田教授の講義をいくつかとっているから、割と話したりする。
そして、教授に教えてもらったこの初めてのバーで、霧人に出会い、初めて恋をした。
燃えるような激しい恋ではないけれど、無口でクールな霧人と無愛想な私にはこれがピッタリだった。
私達のデートは、普通のカップルがするような、ショッピングしたり、遊園地に行ったり、映画を見たりするデートじゃない。
ただ、行きつけのバーで2人で飲むだけ。
席は決まってる。全部で六つの椅子があるカウンターの、左から二番目が私。その右隣が霧人。
このバーを見つけたのは、成人式を終えてすぐ。
森田教授…つまり、霧人のお父さんに教えてもらった。
私は、森田教授の講義をいくつかとっているから、割と話したりする。
そして、教授に教えてもらったこの初めてのバーで、霧人に出会い、初めて恋をした。
燃えるような激しい恋ではないけれど、無口でクールな霧人と無愛想な私にはこれがピッタリだった。
