異性の親友…
第4章 私は、決めた
龍との、むなしい電話が
終わった。
龍のこと好きだ…
もう
好きだ…
でも、今好きなんて言ったら
昨日まで他の人好きだったのに
今龍のこと好きだなんて認めたら
自分は、もっと
悪いやつになるんぢゃないかって
思って
好きなんて言えなかった。
さっきまで
付き合っていた彼氏のことは
最初から
そんなに好きぢゃなかったの
かもしれない。
もしかしたら
龍のこと
ずっとずっと
心のどこかで好きだったのかもしれない。
私は、決めた
龍を愛し続けると
湧のためにも
自分のためにも…。