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異性の親友…

第5章 二学期突入…


「いってきまーす!!」

「いってらっしゃぃ!気をつけてね!」


ガチャン…


まぢかょ…
課題終わってないし

もう学校かぁーめんど…


いつもの時間の電車に乗って
龍の姿を探す

人ごみで、見えずらいが
あのつんつん頭は、龍だ!



龍は、同じ学校ではないが
電車が途中まで一緒なので

同じ車両にいつも二人で
乗っていた。

「龍ー」
と龍の肩をポンッと軽くたたく

龍の顔を覗き込むと
龍は、無邪気な笑顔で

「由美!おはよ」
と言った。

私は、それを聞いて
アハハッと笑った

龍「え?何?」

龍とは、ずーっと友達だったし
龍との挨拶なんていつも
お互い適当だった

よく顔も見もせず
よう!とかおぅ!とか
いずれにせよ お互いそんな感じで

なのに今の、
その違いっぷりに

何だかうけた…


わたし「なんでもねーよ!」
と適当に答えた。


親友だったころと同じように
ゲラゲラと
二人で笑って
たわいもない話しをしていた

付き合っているのに
こうして龍と話せるのが
嬉しかった。


龍は、あたしが降りるいっこ前で
降りる

龍「んぢゃ。俺はここで またな」
あたし「うん!んぢゃ」

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