テキストサイズ

異性の親友…

第2章 ちょっとまってよこれって…


愛の歌~響き渡れば~
灰色の夜空に 光がさす~ょ~♪ 

私は、自分で言うのもなんだが
歌が上手いほうだ


龍も、認めてたくないけど
なかなか上手い



二時間くらい歌って

「ちょっと疲れたわー(笑)
休まね?」と龍。

「んぢゃーあたしのノロケ話しでも
聞く?♡♡
最近湧とあったんだけどさ~
由美のこと好き過ぎて、やばいんだってさ(笑)(〃▽〃)
その後、めっちゃ熱いちゅーされた♡」
ベラベラと
ノロケ話を聞かせた

いつもなら
はいはいとか
適当に流されるんだけど。

返事が無かった。

「ちょっと無視ですかぁ~?」
と言いながら龍に近づいた

龍は、無言のまま。

「うらやましーの~?最近やったくせに(笑)ちゅーなんかよりすごいこと♡」

無意識に顔を近付けた私。

「うるせーよ。」
と龍に顔を手で押された。

「ちっやきもちかぁ~?(笑)」

と言うといきなり

龍があたしに近付いて来た。

「え?」

気付けば
龍の唇と私の唇は当たった状態に…

瞬時に
「なに?!なにすんの?」
といって、引き離す。
龍の目つきは、今まで見たこと
ないような真っ直ぐな目で
私をじっと見ていた。

私の鼓動は高まるばかり…

何ドキドキしてんのよ…
馬鹿。と自分に言い聞かせる。

龍は、強引に私の手をとり
身体を近付け
またもやキスをしてきた。

抵抗しても
全然ぴくともしなくて

すると…龍の舌があたしの口の
中に…


「ちょっと! んんっ 
ちゅっ ぴちゃ ちっ ちゅっ」

いやらしい キスの音が響く…

次第に激しく龍の舌は動く

私もいつの間にか
抵抗せず、龍の舌に合わせて
自分の舌を絡めていた…

ちゅっ…くちゃ…ちゅっ
ちゅぱっ!…

龍の息は荒くなって

私も息が荒くなっていく…


ふと、我に返り
「ちょっと!はぁ…はぁはぁ」
と、抵抗した。

「俺…お前のこと好きだって
最近気付いたんだ…他の女に誘われて
やった時、こんなにドキドキしなかった。」

龍の胸に優しくぎゅっと
すると、龍の鼓動はめっちゃ
早くて
こっちまで余計に、鼓動が高まって
しまった。

なんで、わたしこんなに
ドキドキしてんの?









 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ