
Soul Of Blood
第2章 闇に染まる施設
第二十四話 遭遇
「う、う~ん…」
総崩れになった広場から地下に落ちていったロイは頭を抱えてから起き上がる
「ここは…?」
周りを見渡す 辺りは基本的に暗く、上からバッコリと開いた穴から光を差す これが唯一の光だった
「暗いな…」
そういいながらも腰に付けているポーチからライト用のバッチを取り出して胸に付けた
周りは少し明るくなり、辺りが見渡せる事が出来た
「ひどいな…」
辺りはあの爆発より瓦礫となった床が積み重なり山と化した
そう見ると自分が生きている事が奇跡のように感じた
「………」
とりあえず身体を起こし、階段を目指す
「早くしないと…あいつらが…」
階段を上がろうとした、その時
グチャ…
「!?」
何かを潰す気味の悪い音がした しかも真後ろから…
すぐさま後ろを振り返った
グチャグチャ…
「!!」
その光景はおぞましかった 何十人の死体の山が血を流して倒れ込み、その山をご馳走のように数体のロウマーが舌を突いて血を飲み干し、鋭いキバでガリガリッと噛み砕いた
「うっ…!」
出すつもりはなかった言葉がこぼれ出す
『ギギギ…』
それの言葉に反応すりかのように数体のロウマーが一斉にこちらを向く
「う、うわぁぁぁっ!!」
そしてロイは一気に階段を駆け上がった…
・
・
・
時間は少し逆上り…カイトとレインは…
「ロイ!」
カイトはまだ叫び続けるがレインに止められる
「あいつは大丈夫だそれにいつまでここにいてもまたあの爆発が来るかもしれない」
「でも…!」
「いいから行くぞ!ここにいたら危ない!」
無理やりレインがカイトの腕を引っ張る
「ロイが!」
それでも戻ろうとするカイト
「………ッ!」
バァンッ!
「!?」
ショットガンの銃撃音が鳴り響く レインがショットガンを天に向かって発砲したのだ… それによりカイトが止まる
「冷静になれ!!」
やや遅れてレインの怒鳴り声が響く
「何度も何度も同じ名前を呼んで…ガキか!お前は!?」
「なっ!?」
流石にカイトは驚いた…こんなに怒鳴るレインを初めて見る
「お前の親友だろ!?信用ぐらいしろよ!!」
「ッ!?」
カイトの言葉が詰まる 信用…する?
「う、う~ん…」
総崩れになった広場から地下に落ちていったロイは頭を抱えてから起き上がる
「ここは…?」
周りを見渡す 辺りは基本的に暗く、上からバッコリと開いた穴から光を差す これが唯一の光だった
「暗いな…」
そういいながらも腰に付けているポーチからライト用のバッチを取り出して胸に付けた
周りは少し明るくなり、辺りが見渡せる事が出来た
「ひどいな…」
辺りはあの爆発より瓦礫となった床が積み重なり山と化した
そう見ると自分が生きている事が奇跡のように感じた
「………」
とりあえず身体を起こし、階段を目指す
「早くしないと…あいつらが…」
階段を上がろうとした、その時
グチャ…
「!?」
何かを潰す気味の悪い音がした しかも真後ろから…
すぐさま後ろを振り返った
グチャグチャ…
「!!」
その光景はおぞましかった 何十人の死体の山が血を流して倒れ込み、その山をご馳走のように数体のロウマーが舌を突いて血を飲み干し、鋭いキバでガリガリッと噛み砕いた
「うっ…!」
出すつもりはなかった言葉がこぼれ出す
『ギギギ…』
それの言葉に反応すりかのように数体のロウマーが一斉にこちらを向く
「う、うわぁぁぁっ!!」
そしてロイは一気に階段を駆け上がった…
・
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時間は少し逆上り…カイトとレインは…
「ロイ!」
カイトはまだ叫び続けるがレインに止められる
「あいつは大丈夫だそれにいつまでここにいてもまたあの爆発が来るかもしれない」
「でも…!」
「いいから行くぞ!ここにいたら危ない!」
無理やりレインがカイトの腕を引っ張る
「ロイが!」
それでも戻ろうとするカイト
「………ッ!」
バァンッ!
「!?」
ショットガンの銃撃音が鳴り響く レインがショットガンを天に向かって発砲したのだ… それによりカイトが止まる
「冷静になれ!!」
やや遅れてレインの怒鳴り声が響く
「何度も何度も同じ名前を呼んで…ガキか!お前は!?」
「なっ!?」
流石にカイトは驚いた…こんなに怒鳴るレインを初めて見る
「お前の親友だろ!?信用ぐらいしろよ!!」
「ッ!?」
カイトの言葉が詰まる 信用…する?
