Soul Of Blood
第2章 闇に染まる施設
第三十話 叫び
「うわっ!!」
一気に目が覚めた
眠気は吹っ飛び、額に汗が流れ、すぐさま頭を激しく回し辺りを見渡す
「こ、ここは…!?」
辺りを見渡しても見えるのは武器とアイテムの山、そしてまだ寝ている二人が目に入る
「…はぁ、ウィルスの武器庫か…」
安心したのか、ため息混じりの息を吹く
そして徐々に落ち着きを戻す
「あれは夢か…」
いつぶりだろうか?殺される悪夢をみるなんつ…
「おっはよー!!」
バァンッ!!
「うわっ!!」
扉が勢い良く開き、大きな音を立て、ウィルスが飛び出してくる
ロイはその場で驚き、二人は半分寝ぼけながら目を覚ます
「ん~…もう、朝?」
「つか…何の音?」
「良く眠れたかい?」
「………」
ロイは驚きすぎて喋る間もなかった
・
・
・
倉庫入り口前…
三人は倉庫から武器を出し、再び進行準備をした
「ありがとうな…今更だけどさ…お前に会えなかったら俺らは死んでいたかもしれない」
「そんな事いいさ、困っている人がいたら助けるのが当たり前だろ?」
と、ウィルスは手を伸ばし、【鍵】を取り出した
赤い十字架が飾られている少し変わった鍵だ
「!?そ、それは…!?」
「これ、やるよ」
鍵が軽く投げられ、ロイはキャッチする
「その鍵は病院に繋がる鍵だ。使えばいい」
「何故…病院の事を…?」
「…」
ウィルスは黙り込む
そしてゆっくりと口を開く
「それは…」
ズドォォンッ!!!
「「うわぁっ!?」」
「な、何だぁ!?」
ウィルスが喋り掛けたとき、【それは起きた】
ウィルスがいた場所が爆発したのだ
そして黒い煙が晴れたとき、ウィルスの姿はなかった
「う、うわぁぁぁ!!!」
「ロイ!?」
ロイは頭を抱え、叫び出した
「何、で…!ウィルスは…!ウィルスは!!何もやってねぇだろぉ!!!」
「ロイ…」
ロイの叫び…それはイルミナティに対する怒りの叫びだった
「世の中そんな甘いもんじゃねぇよ、小僧」
「「「!?」」」
叫び声の最中、聞き慣れない男性の声が【下から】聞こえた
「うわっ!!」
一気に目が覚めた
眠気は吹っ飛び、額に汗が流れ、すぐさま頭を激しく回し辺りを見渡す
「こ、ここは…!?」
辺りを見渡しても見えるのは武器とアイテムの山、そしてまだ寝ている二人が目に入る
「…はぁ、ウィルスの武器庫か…」
安心したのか、ため息混じりの息を吹く
そして徐々に落ち着きを戻す
「あれは夢か…」
いつぶりだろうか?殺される悪夢をみるなんつ…
「おっはよー!!」
バァンッ!!
「うわっ!!」
扉が勢い良く開き、大きな音を立て、ウィルスが飛び出してくる
ロイはその場で驚き、二人は半分寝ぼけながら目を覚ます
「ん~…もう、朝?」
「つか…何の音?」
「良く眠れたかい?」
「………」
ロイは驚きすぎて喋る間もなかった
・
・
・
倉庫入り口前…
三人は倉庫から武器を出し、再び進行準備をした
「ありがとうな…今更だけどさ…お前に会えなかったら俺らは死んでいたかもしれない」
「そんな事いいさ、困っている人がいたら助けるのが当たり前だろ?」
と、ウィルスは手を伸ばし、【鍵】を取り出した
赤い十字架が飾られている少し変わった鍵だ
「!?そ、それは…!?」
「これ、やるよ」
鍵が軽く投げられ、ロイはキャッチする
「その鍵は病院に繋がる鍵だ。使えばいい」
「何故…病院の事を…?」
「…」
ウィルスは黙り込む
そしてゆっくりと口を開く
「それは…」
ズドォォンッ!!!
「「うわぁっ!?」」
「な、何だぁ!?」
ウィルスが喋り掛けたとき、【それは起きた】
ウィルスがいた場所が爆発したのだ
そして黒い煙が晴れたとき、ウィルスの姿はなかった
「う、うわぁぁぁ!!!」
「ロイ!?」
ロイは頭を抱え、叫び出した
「何、で…!ウィルスは…!ウィルスは!!何もやってねぇだろぉ!!!」
「ロイ…」
ロイの叫び…それはイルミナティに対する怒りの叫びだった
「世の中そんな甘いもんじゃねぇよ、小僧」
「「「!?」」」
叫び声の最中、聞き慣れない男性の声が【下から】聞こえた