君色に染めて。
第1章 #1
「ひゃあ~、愛ちゃんめっちゃスタイルイイね~ゾクゾクするよ~❤」
「っ!あんまり…見ないで下さい…恥ずかしい…///」
私は一度起き上がり、足を内側にして手で胸を隠した。
廉君のカメラが回っているのかと思うと恥ずかしくて堪らない。
「廉~愛ちゃんのHな姿、ちゃんと撮れてる~?」
翔太はさっきからやたら廉君に突っかかる。
多分私が思ってる事じゃなくて…翔太を含めるこの三人は、
私の動画でオナをしたいんだと思う。
一人になって、したいと思った時の為に。
「ああ、ちゃんと撮れてるよ。」
さっきとは打って変わり、何故か廉君は機嫌が悪そうだった。
眉を寄せ、ジッと廉君を見つめていると、
「廉、言いたい事あるならはっきり言えよ。でないと分からない。」
クスッと悲しく微笑んで諒は言った。
言いたい…こと?
それで廉君は機嫌が悪そうだったの…?
ぼーっと廉君を見つめていると、
「……愛ちゃんの…中に。…俺が入れたい。」
っ…!