君色に染めて。
第1章 #1
廉君が私を求めた。
それだけで、私のクリトリスからプクプクと音を立てて愛液が零れ落ちる。
「あ~あ、俺愛チャンの中でイキたかったなぁ~」
ポロリと翔太がさらりと恥ずかしがりもせず本音を零した。
「そりゃあ俺だってここまできたら、入れたくなるさ。…でも…ね?」
諒まで同感と言うかのようにサラッと言ってのける。
私も廉君も静かに二人の会話を聞く。
そして翔太は言った。
「ああ、そうなんだよな…この愛チャンのクリトリスは…
廉が欲しいってそう叫んでる。」
悲しそうにでもクスリと笑ってそう言った。
さっきまでは別に誰のモノが入って来ても良かった。
諒でも翔太でも。
だけど少し抵抗感が湧き上がった。
廉君の前で違う人とイキたくないと。
「俺、カメラだったけど…でも愛チャンだけは…譲って欲しい。他には何もいらない、ただ愛チャンだけは…
俺に頂戴…?」
真剣な眼差しで二人に告げた廉君。
これはレイプだから嫌がらなきゃいけないのに…
廉君のその言葉は、そんな事を忘れてしまうくらい強烈で…
温かかった。