わたしの弟
第3章 しるし
大きな胸を丸出しにして手を挙げてセクシーポーズをしている人。
…わたしと同じくらいの大きさかな。
巨乳って書いてあるし…、てゆうことは、わたしって巨乳?!
あんまり気にしていなかった、大きさは。
ただ邪魔だなーって。
わたしだって、翔にあんなことするから、エッチな女の子だけど…
こんなの見てこんなに興奮するなんて…
次々とページをめくる。
息がだんだん荒くなってきて、パンツも湿ってきた。
やばい!
どうしよう、
い、一旦戻そう。
慌てて戻し、呼吸を整える。
頭ではさっき見たことを繰り返していた。
もうパンツがぐしょぐしょに濡れてしまい、カーペットにつかないように、正座をして待つ。
しばらくして、酒谷くんが戻ってきた。
「お待たせ!オレンジジュースでよかった?」
「う、うんっ」
酒谷くんは、テーブルにコップを置き、ベッドに腰掛けた。