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サンタをサガセ

第6章 ホシガマタタク

「それで何が聞きたいのかな?」


先輩が私を隣に誘う


『あの、セイジ先輩はサンタとか信じてますか?』


私ったら何聞いてるの!?


「もちろん信じてるよ、サンタクロースはきっといる
誰の心の中にもね」


『で、ですよね~

実は昨日の夜に…』

私は一部始終を話した


すると、セイジ先輩は驚いたようで

「スゴイじゃないか!きっとそれはサンタクロースからのプロポーズなんだよ」


先輩ロマンチストですね


でも、先輩がやってくれたんじゃないんですよね~よく分かりましたよ~



「世界中をまわるサンタクロースが君を選んだんだよ
僕はとても幸せなことだと思うよ」


サンタさんが先輩だったらとっても幸せでしたよ~


『私は…朝起きて幸せじゃありませんでした』



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