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サンタをサガセ

第10章 あなたがいる

『私は今日をゆっくり振り返った時にスゴク違和感を感じました

私は朝トモの家に行った後にココに来ました



おかしくないですか?何故ただの常連客ならアマトさんをアヤシイと思ったのか


はっきりとは分かりませんが、ココに入る前は私はアマトさんに特別な感情を抱いていたのではないかっと…』







『アマトさんは昨日は来てないって言いましたよね

じゃあ、昨日以外は来たことあるってことですよね?』



「アンタ…セイジ先輩が好きだったんじゃないの?」




『多分だけど…


本当に本当に多分なんだけど、私はフウカとセイジ先輩を知らないんだと思う…』


「ど、どういうことよ?」





「もういいよ、フウカ」


フウカを遮る様にアマトさんが語りだした




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