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俺はもう、

第2章 *再会..





気まずい雰囲気のまま残された私たちは誰も口を開こうとしなかった。










「ごめんなさい。
私がなんか違うの飲んだから・・・」



『玲奈ちゃんは悪くないよ!
優がちょっと機嫌悪かったみたいで、驚かせちゃってごめんね?』



『そうだよ。
いつにもまして優飲んでたし。
玲奈ちゃんは気にしない気にしない!』








幹事の一声にみんなのフォローも入る。




それにしても優、大丈夫かな。










「ごめん・・・私トイレに・・・・」



「玲奈ほんとに平気?
ついて行こうか?」



「ううん、大丈夫。」









飲み慣れない冷酒の酔いが回ったのか気分が悪くなってトイレへと向かった。





千鳥足で壁伝いにゆっくり歩いて行く。






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