俺はもう、
第3章 *宣戦布告..
「玲奈ちゃん、とりあえずここ座って?」
「あ、うん・・・」
完全に周りはメンズたちに囲まれ、なんか妙に近い気がするー・・・
『いい匂いする』
『やべぇ見てるだけで勃つわ(笑)』
『お前こえーよ』
みんなに見られすぎてて目のやり場に困ってしまう。
その時、ツンツン...と背中を突っつかれた。
「?」
『河ちゃんのこと好き?』
「え?」
『わっ、顔赤くしてる。まじで可愛い。』
「からかわないでください・・・///」
頬を膨らませて体を前に戻すと、
「あ、桐谷くん!!!!」
夢ちゃんの高い声が講堂に響いた。