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『柳沼 孝です！
ちなみに今日の幹事で、夢とは前々回の合コンで知り合いました！
俺のメールは一切返さないわりに、今日の合コンの企画メールには即効返事が来ました。
今回のメンツは正直生まれて初めてのレベルの高さに若干、いや、かなり戸惑ってます。まぁ仲良くしてください！』








盛り上がりを見せた拍手の後に、女子たちの熱い視線はすぐに隣へと移された。









『河野 翔太です。

最初に暴露します！自分、唇フェチです。
今日初っぱなから、あの子とキスしたくてたまりません！』




「へ・・・・？」




『俺、あの子狙いでいくんで！みんなそのつもりでよろしく！！』









いきなり指を差されて驚きを隠せない。



隣にいた麗華も私を見た。









「やったね、玲奈♪」



「麗華・・・！」









確かに私の中で河野くんが1番タイプで、話したいなって思ってたのは事実。



でもあまりにも上手くいきすぎの展開に戸惑ってしまう。



ましてや、キスしたいなんてー・・・