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季節を重ねていく度に。

第2章 告白




ザァー…


波の音と一緒に言われたため、あまり聞こえなかったから

あたしめっちゃドSなことしてたんだなって今では思える(笑)



「ん!?なんて?」


(笑)

桜井はため息を吐いてまた呟く。







「だから、お前のこと好きだ…って言ったんだよ」












え?






えぇぇええぇっ!!?(笑)



あたしマジびっくりしてつい起き上がって砂浜をウロウロしたり挙動不審な行動取ってて。



「…んだよお前、走り回んなよ。危なっかしい」


桜井はあたしの腕を捕まえて包むように抱き締めて。







「…俺と付き合って」



そう言われてあたしの口は勝手に動いていた。





「……うん」


もうちょっと派手なこと言っとけば良かったのにね。

でも見つかんなかった。


嬉しくてしょうがなくて吐きそうだった(笑)

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