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秘密の時間

第15章 ◇感情

ーーー21時
飲み始めて3時間以上過ぎた頃


「松田、さくらちゃん今日はご苦労さん!
よーし!高野、次いくぞ」
オジサマは高野さんを連れて中小路に消えて行った

その背中を見ながら
「俺らも飲み直すか」と松田さんは言う

「…ヤダ、2人きりになりたい」
いつもの私なら言えないストレートな言葉に少し驚きながらも、松田さんは優しく微笑み私の肩をそっと抱き寄せた。








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