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秘密の時間

第19章 ◇外泊

考えても仕方ない
何か変わるわけでもない。

せっかく来たんだから楽しまなきゃ損!

生まれ持ってのポジティブシンキングに感謝する



旅館へ続く道を歩く

「ねぇ、松田さん」

「ん?どうした?」


私は彼の顔を覗き込み言った
「ダイスキ…」

松田さんは、一瞬驚きながらも
私の髪を撫で優しく頷いた


言葉に出していなくても、同じ気持ちでいてくれている気がした。

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