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少女おなにー

第3章 一人きりの撮影会

私は全身を上気させながら遊びの準備をはじめた。

まずはリビングのソファーを隅っこに押しやる。次に自分の部屋からビデオカメラ(部活のためにと、父親が買ってくれた)を持ってきて、大型テレビの側に三脚で固定する。ビデオカメラの出力端子とテレビの入力端子をつなぐ。

テレビをつけて、ビデオモードにする。次にビデオカメラをつける。

すると、テレビの画面が一面真っ青になる。ビデオカメラを録画モードにすると、テレビには、うちのリビングが映し出される。

これで一通りの準備は完了である。

私は身につけているものを全て乱暴に脱ぎ捨て、テレビの前の床に腰を下ろした。

テレビには、生まれたままの姿の自分が映っている。

股を左右に大きく開くと、普段はあまりしげしげと見ることのない深淵に咲くきれいなピンク色の花が、姿を見せた。

私が、手元にあるリモコンのボタンを押すと、ういーん、とカメラが向きをかえる。そして、レンズの倍率が調節される。

画面の視点は、ぐんぐんと私の卑猥な花に近づいていく。

やがて画面全体に映し出されたそれは、花びらからきらきらと蜜を滴らせていた。

本来は離れた場所から野生動物などを撮影するための特殊な遠隔操作機能は、今は野性化した自分の欲求をかなえるために利用されている。

罪悪感からくる興奮に呼応して、花から蜜がごぽりと溢れ出た。

やがて床には半径数センチの水溜まりが形成された。

「すごぉい、いっぱいあふれてるぅ」

映像研究会で鍛えた演技力で、艶めかしくしゃべると、やっぱり興奮して、更に蜜が溢れ出た。

私、AV女優とかいけるんじゃないかな?顔にも結構自信あるし。ていうか、前々から思ってたけど、私って結構ナルシストだ。

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