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少女おなにー

第6章 映像作品

激しく息をつきながら、ソファーにあおむけになり、両足の太ももと膝と踵の関節を90度曲げ、両手の掌を上に向け肘を折り曲げる。

俯瞰画面には解剖前のカエルのような格好をした風子が映し出された。力なく笑いながら口角からはよだれを垂らしている。

「ああっ!風子は哀れなメス蛙ですぅっ!」

そういって風子は四肢をガクガクと痙攣させた。

「ゲコゲコゲコ・・・・」

鳴きながら体を痙攣させ、あそこからはピュッピュッと少量ずつ液体を噴出させる。

「ああっっ!!!!」

とつぜんはねのくように体をのけぞらせ、潮を激しく吹いたあと四肢をだらりと伸ばして倒れこんだ。

この時点でだいぶ意識は朦朧としていたはずだ。しかし風子はよろめきながら最後の力をふりしぼって這い上がった。

風子は、ソファーにまんぐりがえしの格好になり、片腕でしっかり体を支えながらそのまま両足を90度開いて天井に伸ばした。

寝そべった形で正面画面からこちらを見つめる風子。

「わたしの映像作品、ちゃんとみていてくださいね・・・」

風子はこちらに顔をむけたまま手を性器に出し入れした。

「ああっ、ああっ、ああっ・・・」

風子の表情は、快楽とも苦悶ともつかぬものになっていた。

俯瞰画面では開かれた両足が指を激しくくねらせていた。その間で指のピストン運動が激しさを増してゆく。

指を抜き、両足をピンと伸ばしながら体を震わせる。

「ああああああっっっ!!!」

正面画面の風子が口と眼を大きく開いて叫ぶ。

ヒューーーーー、ドーーーーーン!!!
そのとき、正面画面の背景で大きく音を立てて打ち上げ花火が上がった。

それとほぼ同時に、性器から天に向けて垂直に尿が上がった。

やがて尿は風子の体や顔にまんべんなく降り注いだ。

ビクビクビクッと両足をふるわせたあと、風子はそのままソファーの背もたれに両足を乗せる形で仰向けに倒れこみ、気を失った。

正面画面では、尿にまみれて泡を吹きながら気を失っている風子の後ろで、いつまでも美しい花火が打ちあがっていた。

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