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あなたのそばで笑っていたい

第13章 進路

『ふぁぁん…。』


(眠い…。でも朝だし起きなきゃ。
朝食とお弁当作るためにも!)


『よしっ!』


私は眠い目を擦り、お兄ちゃんの部屋を後にした。


《カチャ》


『おはよう…。』


リビングに入ると、すぐに目に入るソファー。


そこにお兄ちゃんの姿はない。


ドアを閉めてダイニングテーブルを見てみると…


『あ…。』


テーブルに突っ伏して寝ているお兄ちゃん。


まだ起きるまで時間もあるので、ソファーに置いてあるタオルケットを掛けた。


(昨日何時まで描いてたんだろ…?)


デザイン画は端にまとめて寝てしまったみたい。


勝手にみるのも悪いので、そのままキッチンへ向かった。


(今日はおさむ兄のお弁当も作っとこう~。)


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