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あなたのそばで笑っていたい

第3章 学校

『あや、あやめ~また明日ね。』


学校から近くの最寄り駅まで3人で一緒に帰り、別れる。


あやとあやめは2駅上りの駅。


私は3つ下りの駅。


今日はアルバイトだから、2駅下った駅で降りる。


駅のホームで小説を読もうとひらくと…


背後に人の気配。


振り向くと近くにけんとの顔!


『わっ!!』


(びっくりした、けんと顔近いよ…。)


『なんだよ、驚きすぎ。エロ本か?(笑)』


(背後にいたからびっくりしただけで、
ドキドキはしない。
けんとは安心するけど。)


『ちょっと!エロ本はけんとでしょ、一緒にしないでよ。
驚いたの。』


『ほんとか~?どれどれ~。
ふぅん、推理小説かぁ。面白いの?』


『うん。
お金もちのお嬢様が警察官でその執事が謎を解いちゃうの。』


『へぇ~。
じゃ、読み終わったら貸して。』


『いいよ。もうすぐ読み終わるから、終わったらね。』


『ああ。
俺もバイトだから、店まで一緒に行こうぜ。』




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