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あなたのそばで笑っていたい

第1章 階段の足音

《ポチャンっ》


『はぁ~。気持ちいいなぁ。』


私を引き取ってからの父は何かと私を母と重ね怒鳴り、
ひとりぼっちの夜が多かったのを覚えてる。


何で引き取ったのだろうと子供ながらに思い、
母の名を呼んでは泣いていた…。



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