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あなたのそばで笑っていたい

第1章 階段の足音

『コンっ。』


咳をすると…


『おねえちゃん…。だいじょうぶ…。』


と、継母の連れ子で小学1年生のあみが涙をうかべた顔でのぞきこんだ。


『ありがとう。
お姉ちゃん大丈夫だよ。
心配しないで。』


笑顔を作るわたしをみて、あみは涙を流した…。


『おねえちゃん…ごめんね。』


あみの優しさが嬉しいけど、
私はすぐに部屋にもどる準備をした。




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