あなたのそばで笑っていたい
第7章 虚しさ…
(進路指導室…。)
『まぁ、入れ。何か飲むか?』
冷たい麦茶を紙コップにそそぎ私の前に置くと、
向かい側の椅子に座った。
『今日、えみの母親から電話があってな。
進路を寮のない場所に変更させるよう言えだの、
付き合ってる男子生徒がいるなら名前とどこまでの仲か把握しろと凄い剣幕で言ってきた…。』
(え…。とうとう学校にまで…。)
『電話の内容どうのよりも…。
おまえ大丈夫か?
元気にしてるようで、なんか考えてたり…。
前髪で隠してるようで額のガーゼ見えてるし。
ホームルームでプリント配るとき、左手をかばってるように見えた…。
俺の気のせいか?』
(ヨッシー…。
また心配かけてる…。)
麦茶を一口飲んで、笑顔で先生を見た。
『これは日曜日に階段から落ちたの。
あやとあやめにも話したけど、寝ぼけてて(笑)
…それに、寮の話は父とまだ話してる段階だし…、彼ってけんとだよ。
ヨッシーだってけんとが変なことするような子だと思ってないでしょ。』
『ああ。』
大丈夫ならそれでいい…頑張れ。
そう言われて、進路指導室をあとにした。
ヨッシーは若くて背も高く面倒見のいいお兄さんのようで、
女子から人気もある。
(友達のように普段から慕ってはいたけど…。)
『先生なんだな…。』
自分だけでどうこうできると思ってない…。
でも、先生に言って現状が変わると思えなかった。
『まぁ、入れ。何か飲むか?』
冷たい麦茶を紙コップにそそぎ私の前に置くと、
向かい側の椅子に座った。
『今日、えみの母親から電話があってな。
進路を寮のない場所に変更させるよう言えだの、
付き合ってる男子生徒がいるなら名前とどこまでの仲か把握しろと凄い剣幕で言ってきた…。』
(え…。とうとう学校にまで…。)
『電話の内容どうのよりも…。
おまえ大丈夫か?
元気にしてるようで、なんか考えてたり…。
前髪で隠してるようで額のガーゼ見えてるし。
ホームルームでプリント配るとき、左手をかばってるように見えた…。
俺の気のせいか?』
(ヨッシー…。
また心配かけてる…。)
麦茶を一口飲んで、笑顔で先生を見た。
『これは日曜日に階段から落ちたの。
あやとあやめにも話したけど、寝ぼけてて(笑)
…それに、寮の話は父とまだ話してる段階だし…、彼ってけんとだよ。
ヨッシーだってけんとが変なことするような子だと思ってないでしょ。』
『ああ。』
大丈夫ならそれでいい…頑張れ。
そう言われて、進路指導室をあとにした。
ヨッシーは若くて背も高く面倒見のいいお兄さんのようで、
女子から人気もある。
(友達のように普段から慕ってはいたけど…。)
『先生なんだな…。』
自分だけでどうこうできると思ってない…。
でも、先生に言って現状が変わると思えなかった。