あなたのそばで笑っていたい
第7章 虚しさ…
7時…。
早く帰宅をしたのは、父と話をしたかったから。
『ただいま…。』
返事はない。
リビングへと入る。
《カチャ…》
『お父さん、お話いいですか。
進路のことで…。』
『…』
『今日、先生と話ました。
私は高校卒業後にこの家を出て一人暮らしを始めます。
その前に資金は貯めます。
…お願いします。』
『駄目だ。』
(どうして…。)
『お願いします。』
『…。』
(お願い…。)
すると横から継母が何かをちらつかせ近くに来た。
『私の通帳…。』
(高校に入ってから貯金していた私の通帳だ…!)
継母はニヤリと笑うと言った。
『バイト先には辞めますと電話したから。
それにこの通帳はここの家賃。
親が貰って当然でしょ。』
『返してください。』
私は手を伸ばす。
『何だよ!!』
継母は通帳を近くの引き出しにしまった。
『あれは家賃だっていっただろ!
一人暮らし?
バカなこと言ってんなよ!!
父親の言うことが聞けないのか!!?』
《ガシャンっ!》
背中からおもいきり押され、バランスを崩し…
食事中のテーブルに両手をつくかたちになった。
いくつかの食器は割れ食べ物が制服にべとりと着いた。
『ママやめて…やめてよ。』
あみが泣いてる。
《トン、トン、トン、トン…》
父親は階段を登って2階にいってしまったようだ。
継母は私の頭を髪の毛ごとわしづかみにして立たせる。
『う゛…っ!』
《ガシャンっ!!》
継母はもう一度テーブルめがけて私をおもいっきり押した。
両手、両腕が痛かった…。
『おねえちゃん…ちがでてる…。』
あみの声が聞こえた。
もうどうしていいかわからなかった…。
学校のバッグを持ち、外へ出た。
『どこいくんだよ!!』
継母の声は聞こえたけど…
追っては来ない。
そのまま駅に向かった。
早く帰宅をしたのは、父と話をしたかったから。
『ただいま…。』
返事はない。
リビングへと入る。
《カチャ…》
『お父さん、お話いいですか。
進路のことで…。』
『…』
『今日、先生と話ました。
私は高校卒業後にこの家を出て一人暮らしを始めます。
その前に資金は貯めます。
…お願いします。』
『駄目だ。』
(どうして…。)
『お願いします。』
『…。』
(お願い…。)
すると横から継母が何かをちらつかせ近くに来た。
『私の通帳…。』
(高校に入ってから貯金していた私の通帳だ…!)
継母はニヤリと笑うと言った。
『バイト先には辞めますと電話したから。
それにこの通帳はここの家賃。
親が貰って当然でしょ。』
『返してください。』
私は手を伸ばす。
『何だよ!!』
継母は通帳を近くの引き出しにしまった。
『あれは家賃だっていっただろ!
一人暮らし?
バカなこと言ってんなよ!!
父親の言うことが聞けないのか!!?』
《ガシャンっ!》
背中からおもいきり押され、バランスを崩し…
食事中のテーブルに両手をつくかたちになった。
いくつかの食器は割れ食べ物が制服にべとりと着いた。
『ママやめて…やめてよ。』
あみが泣いてる。
《トン、トン、トン、トン…》
父親は階段を登って2階にいってしまったようだ。
継母は私の頭を髪の毛ごとわしづかみにして立たせる。
『う゛…っ!』
《ガシャンっ!!》
継母はもう一度テーブルめがけて私をおもいっきり押した。
両手、両腕が痛かった…。
『おねえちゃん…ちがでてる…。』
あみの声が聞こえた。
もうどうしていいかわからなかった…。
学校のバッグを持ち、外へ出た。
『どこいくんだよ!!』
継母の声は聞こえたけど…
追っては来ない。
そのまま駅に向かった。