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あなたのそばで笑っていたい

第8章 再会

『わっははは。
オレが君を襲って山に捨てるって?』


『だって真っ暗だし…
人がいないと思ってたのに。』


私は髪がストレートで長く、泣きすぎて目が腫れていた…。

(暗闇の中で目がなれたとはいえ…
はっきりと顔が見えないなか貞子のように思えたとか…。)


『怖がりなんですね。』

と、私。


『君の想像力には叶わないけど(笑)』


『負けずぎらい(笑)』


『『あはははっ』』


(暗くてはっきりと顔は見えないけど…。
良い人そう。)


『ところで、こんなところで一人何してたの?』


そう聞かれてなんて答えたら良いか考える…。


『蛍をみたり…星をみたり…。』


星を見ながら答える。

相変わらず鼻はつまってグチュグチュ。


『で…?泣いたり?』


彼は空を見たまま言った…。


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