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先生に恋をした。

第2章 2

僕は吉野と男の方に歩いてみた。


軽い好奇心だった。


いつも口煩い担任の恋愛話なんて
クラスでしゃべるいいネタを仕入れられる。


なんて気持ちだった。



けれど。



吉野は泣いていた。


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