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先生に恋をした。

第2章 2

寸での所で
吉野の腕をひっぱった。


「なにやってんだよあぶねー!」


僕は心臓が飛び出そうなくらい焦った。

目の前で車に轢かれて死ぬ担任なんて見たらトラウマものだ。


「西川くん・・・なにして・・・」


「とにかくこっちきて」



僕はそのまま吉野の手をひっぱり
近くの公園のベンチに座らせた。

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