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先生に恋をした。

第2章 2

「はい、これ。」

僕は自販で買ってきたポカリを吉野に差し出した。

「ありがとう」

「フラれたからって学校の先生が
道で泣いてちゃだめですよ」


「フラれたんじゃないわよ。フったのよ」


「じゃあなんで泣きながら追ったの。強がってんじゃねーよ」


「・・・」


また吉野が黙った。


また言い過ぎたか・・・?

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