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彼氏→セフレ→かけがえのない存在

第3章 始まり。



夜の公園、この季節だから寒かったな。
でも子供みたく遊具ではしゃぐ遙翔を見てほほえましく思っていた。


『夜だから、誰もいないしいーんだよっ!』


とどや顔で言う遙翔。
私は思わず吹き出した。何、このすごく可愛い生き物(笑)なんて思いながら。


やがて、疲れたのか遙翔は私の座るベンチに戻ってきた。
座り方に私はしどろもどろになる。


だって、私の背中に自分の背中をぴったりくっつけて彼は座ったから。

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