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欲求不満は妄想で☆

第4章 旅行

(この位置だと、温泉のお湯が透き通ってるから…

二人とも丸見え…。)


けれど…翔平くんは、じろじろとわたしの体を見ることはない。


二人とも景色を見ながらお喋りを楽しんだ。


どのくらい話したのだろう…


『ね…?のぼ…せない?』


『え?』


顔を真っ赤にしてボーっとした翔平くんが微かに笑う。


『ちょっと、のぼせたの?
もっと早くに言ってよ。
立てる?ここ横になれる?』


ふらふらとしながらお風呂脇に横になる。


お風呂は石でできていても、体を洗う場所はそれほどボコボコとしていないので痛くはない。


『カッコ悪…。ごめんね…。』


『気にしないで…こんなになるまで気がつかなくてごめんね。』


(水分とったほうが良いよね?)


飲めると言う温泉を口に含み、翔平くんの口の中に注ぐ。


『ん…?』


驚いた翔平くんも、こくりの飲み干した。


『ここの温泉は甘くて美味しい。ありがとう…。しばらくしたら治るから。』


裸が恥ずかしかったはずなのに今はそんなこと気にならなかった。


『大丈夫?まだ顔赤いね…。』


翔平くんは左腕を目もとにあててまだつらそう。


『クラクラする…。』


わたしは手で翔平くんの体をあおいだ。


ふと下半身に目がいく。


(あ…。)


翔平くんのおちんちんが大きくなり、ぴくっと動いた。


『見ないで…。
そんな格好で心配されたら…クラクラしちゃうよ。


恥ずかし…。
けど、動けないや(笑)はは。』


『のぼせてクラクラして、わたし見てクラクラしてるの?ふふ。』


翔平くんが可愛くていとおしく思えた。


わたしは翔平くんの足元へ行くと、翔平くんのモノに手を伸ばした。


『ハァ…!』


翔平くんは電気が走ったように、体をそらせる。


(ヤバい…。可愛すぎてとまらないかも…。)

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