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欲求不満は妄想で☆

第5章 薄桜鬼

沖田さんは、朝にはいつもと変わず接してくれた。


何事も無かったように。


『なぁ?
大丈夫か…?』


『う…うん。』


『やっぱり…


総司としたんだね。』


『……。』


『…っちくしょ!!


総司の奴、
オレの気持ち知りながら。』


『え…?』


『ごめん。


オレさ…
今日は手を繋いで朝まで寝ようって思ってたんだ…。


でも…できそうにない。


今、
凄くおまえのこと抱きたくてしょうがないんだ。


優しくなんてできないかも。』


『平助くん…?』

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