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欲求不満は妄想で☆

第6章 散歩

『ポッキーちゃん。チェリー。


はい、飲み物どうぞ。おやつは仲良くね。』


「ワンッ♪」


『チェリーはポッキーくんのとっちゃダメだよ。』


「ワンッ♪」


宏光くんのところへ戻ると、クスリと笑っていた。


『ん?なぁに?』


『いや。


チェリーと会話が成立してたからつい。


それと…、ポッキーで良いよ。


ちゃんとかくんとかさ、いらないから。』


言われて、自分がポッキーに声をかけるときは“ちゃん”チェリーに言うときは“くん”と言ってたことに気がついた。


『確かにそうだったね(笑)


ポッキーとチェリーじゃれてるね。』


『ほんとだ(笑)


あのさ…オレもおまえとじゃれたいな。』


『え…?』

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