蜜壺
第2章 枯れる女
翌朝目覚めて…大変なことを口走った…と後悔した。
6つも年下の男に、自分の一番触れたくない部分を口にしてしまった…
あのあと、和真は
…明日…とポツンと呟いて
今日は帰る…と言って先に帰ってしまった。
本気ではないだろう。
もう今日1日だけの付き合いだし、こんな6歳も年上のオンナなんて…
のろのろと、いつもの手順で服を着替え、いつものように薄く化粧をして
いつもと同じ列車に乗り会社にたどりつく。
いつもと同じ…そう…これからも変わらないわ…
和真が出社し、美樹の横に座り
“おはようございます!今日もよろしくっ”と声をかけてきた。
元気ね~…と思うと同時に、和真は美樹の耳元に唇を寄せて…
…今夜…7時に駅で待ってる…
そう言ったかと思うと、またいつもと同じ顔をして仕事を始めた。
6つも年下の男に、自分の一番触れたくない部分を口にしてしまった…
あのあと、和真は
…明日…とポツンと呟いて
今日は帰る…と言って先に帰ってしまった。
本気ではないだろう。
もう今日1日だけの付き合いだし、こんな6歳も年上のオンナなんて…
のろのろと、いつもの手順で服を着替え、いつものように薄く化粧をして
いつもと同じ列車に乗り会社にたどりつく。
いつもと同じ…そう…これからも変わらないわ…
和真が出社し、美樹の横に座り
“おはようございます!今日もよろしくっ”と声をかけてきた。
元気ね~…と思うと同時に、和真は美樹の耳元に唇を寄せて…
…今夜…7時に駅で待ってる…
そう言ったかと思うと、またいつもと同じ顔をして仕事を始めた。