蜜壺
第2章 枯れる女
“美樹さん…彼氏いないんだってね。
オンナの子たちが言ってたよ。
どうしてなんだろうね、かわいいのに…”
カチンと来た!
職場の口さがない子たちにもムカついたが
それを平気で口にする和真のデリカシーのなさにも腹が立った。
“いいじゃない、そんなこと…
別にオトコだけが人生じゃないし
彼氏がいて、他のオトコに抱かれるようなことはしたくないし…”
つい職場のオンナのコ達のことを引き合いにして口に出してしまい…
“え?彼氏がいて、他のオトコにもなんてするの?”
和真が聞いた。
“あ…そういう意味じゃなくって…あぁん…私じゃなくってね…”
ビールの酔いが回ってきているのか、自分の考えがうまくまとまらなくなっている。
“う~ん…”
言葉に詰まってしまった…
和真は私を見て
“…美樹さん…まさか…バージン?”
恐いコトをさらっと言うオトコである…
“失礼ねっ!これでも何人かは…”
とついつい言ってしまった。
“へぇ~…”
和真がニヤニヤした顔で見つめる。
オンナの子たちが言ってたよ。
どうしてなんだろうね、かわいいのに…”
カチンと来た!
職場の口さがない子たちにもムカついたが
それを平気で口にする和真のデリカシーのなさにも腹が立った。
“いいじゃない、そんなこと…
別にオトコだけが人生じゃないし
彼氏がいて、他のオトコに抱かれるようなことはしたくないし…”
つい職場のオンナのコ達のことを引き合いにして口に出してしまい…
“え?彼氏がいて、他のオトコにもなんてするの?”
和真が聞いた。
“あ…そういう意味じゃなくって…あぁん…私じゃなくってね…”
ビールの酔いが回ってきているのか、自分の考えがうまくまとまらなくなっている。
“う~ん…”
言葉に詰まってしまった…
和真は私を見て
“…美樹さん…まさか…バージン?”
恐いコトをさらっと言うオトコである…
“失礼ねっ!これでも何人かは…”
とついつい言ってしまった。
“へぇ~…”
和真がニヤニヤした顔で見つめる。