妖(あや)しの月に~光と闇の王~【第二部 光の王】
第4章 第二部・生
あれほど冷え切った声と眼をしていたにも拘わらず、光王の手は優しく、その身体は灼熱のように熱かった。
初めて男を受け容れる清花の身体を労りながら、光王は彼女を抱いた。
最初は壊れ物を扱うように優しく。
二度目は枷から解き放たれたかのように情熱的に。
二人はそれから丸三日間、山小屋に閉じこもって過ごした。その間、何度も烈しく求め合い、身体を重ねた。時には光王は清花に様々な淫らなことを要求したが、清花もまた、その求めに応じて大胆に身体をひらいた。
四日めの朝も、一晩中求め合った疲れで熟睡していたところ、先にめざめた光王に起こされ、また抱かれた。
情事の名残のけだるさがまだ狭い部屋のあちこちに残っている中で、清花は光王の腕に抱かれて褥におさまっている。
初めて男を受け容れる清花の身体を労りながら、光王は彼女を抱いた。
最初は壊れ物を扱うように優しく。
二度目は枷から解き放たれたかのように情熱的に。
二人はそれから丸三日間、山小屋に閉じこもって過ごした。その間、何度も烈しく求め合い、身体を重ねた。時には光王は清花に様々な淫らなことを要求したが、清花もまた、その求めに応じて大胆に身体をひらいた。
四日めの朝も、一晩中求め合った疲れで熟睡していたところ、先にめざめた光王に起こされ、また抱かれた。
情事の名残のけだるさがまだ狭い部屋のあちこちに残っている中で、清花は光王の腕に抱かれて褥におさまっている。